ロードバイクに乗り始めて、ぼちぼち3ヶ月が経とうとしている。
5kg程度のカメラ機材もろもろを入れたショルダーバッグを肩にかけてヒルクライムをしたり、10kg程度の登山用バックパックを背負って輪行したりしてみたのだが、ロードバイクというのは、基本的に身体に重い荷物を背負って乗るものではないということがよくわかった。
というか、もう嫌だ。
加えて、トップチューブバッグを装着した状態でのヒルクライムや長距離走行も、自分の身体にはあまり合わないことがわかってきた。
カメラを持って長距離を走りたい。しかし身体には背負いたくない。トップチューブ周辺にも、できるだけ荷物を増やしたくない。
かなり深刻な積載問題が発生した。
目次
ORTLIEB Seat-Pack QR 13Lを導入した
今後、1000km程度の長距離を走る旅に向けて導入したのが、ORTLIEB Seat-Pack QR 13Lだ。

防塵・防水性能はIP64。完全防水というわけではないが、雨の中を走る程度であれば、中身を守ってくれそうな性能を備えている。
このバッグを選んだ一番の理由は、素早く脱着できることだ。
取り付けも取り外しも、慣れれば10秒程度でできる。宿に着くたびに荷物を外し、出発時に再び取り付けることを考えると、この手軽さはかなり重要になる。
バッグの上部にはゴムバンドも付いている。乾ききっていない服や雨具、軽い靴などを固定して、走りながら乾燥させる使い方もできそうだ。
ただし、どこまで荷物を安定して固定できるバンドなのかは、これから実際に使いながら確認する必要がある。
13Lで足りるのか
ORTLIEBには、もう少し容量の大きいサドルバッグもある。
それでも13Lを選んだのは、サイクルウェアは毎日洗えばよいし、ロードバイクでの旅に普段着のパンツを何本も持っていく必要はないと考えたからだ。
以前、長期間の海外旅行や野営をした経験を振り返っても、衣類を厳選すれば13Lでなんとかなると踏んだ。
現時点で中に入れることを想定しているのは、以下。
・雨天時や街歩きで履く速乾性の高いシューズ
・輪行バッグ
・最低限のサイクルウェア
・医薬品や衛生用品
・その他、軽量でかさばるもの
水や食料、消耗品の多くは現地で調達できる。重い撮影機材や貴重品については、サドルバッグではなくハンドルバッグや身に着ける小型バッグに分ける予定だ。
サドルバッグの重さを量ってみた
実際に重さを量ってみた。

結果は665g。
まあ、こんなものだろう。
決して軽量とはいえないが、中に入れる予定なのは基本的に衣類や靴など、軽くてかさばるものだ。荷物を詰めた状態でも、極端に重くなる予定はない。
むしろ容量を増やしすぎて荷物が増えることを考えると、13Lというサイズは自分にはちょうどよいのかもしれない。
自転車に取り付けて走ってみた
中に衣類を詰め、自転車に取り付けた状態で10kmほど走ってみた。
大型のサドルバッグでは、走行中に左右へ振られる、いわゆる「バッグの揺れ」が気になることがあるらしい。
しかし今回走った範囲では、ダンシングをしてもバッグが大きく左右に振られる感覚はなく、とりあえず好印象。
もちろん、10km程度の試走ではまだわからない。荷物の重量や詰め方、路面状況、走行距離によって印象が変わる可能性はある。
今後はORTLIEB Ultimate 6 Plusと同時に装着し、前後に荷物を積んだ状態でもう少し長い距離を走ってみる予定だ。
ひとまず、身体に重い荷物を背負わず、トップチューブバッグにも頼らない積載方法の形は見えてきた。
これで長距離の自転車旅に向けた積載問題は、だいたい解決したことにしたい。
