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おはなし カメラと写真 音楽

メルカリコンサート ギター写真部門 受賞しました。

この度、メルカリが主催していたギターオーディションの写真部門にてファミリーアワードを受賞しました。

入賞したのは下の写真。(Instagramで応募したので、実際に応募した写真は真四角にトリミングされてるけど)
使用機材:NikonD850 AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G SP1/1600s f/1.4 ISO64

普段から家族の写真は撮ってるけど、改めてきちんと撮ることは少ないからね。こういう機会は貴重である。
オーディションの存在を教えてくれた友人には感謝。

ただのカメラおじさんじゃなかったんだね
いや、ただのカメラおじさんには変わりない。
でもさ、ギターオーディションの写真部門って何?
そう、それなんだ。ちょっと説明しよう。

オーディションの概要とその謎

参加しておいてなんなのだけど、なかなか不思議な企画だった。
まず、このオーディション、どういうわけかクラシックギターの演奏オーディションを全面に押し出している。
これは、とても、すごく、謎である。
私がその界隈の人間だから遠慮なく言ってしまうが、“クラシックギター”という楽器の認知度は絶望的に低い。
もう、相手が知らない前提で話さないといけないくらい低い。
存在を知られていないというのは、人気が無いのとは別次元なのだ。ギターやってる人でもほとんど知らないだろう。
ギターでクラシックを演奏することではない。あくまで“クラシックギター”という楽器なのだ。
いわゆる“アコースティックギター”とは違う楽器なのだが、“アコースティック”という語の意味を考えれば“クラシックギター”も“アコースティックギター”であり、この説明のしづらさこそ“クラシックギター”の認知度の低さの証左。もう諦めてるけど。

勝手に説明しだして、勝手に凹まないでもらえますか。
…クラシックギターの話はまた今度にしようか。
ちなみに、上記のクラシックギター部門の応募以外は、【オールギター部門】ということでひとくくりにされていて、参加資格としては

クラシックギター以外のギター(エレキ、アコースティック、ウクレレ等)奏者が対象となります。

と、ある。

等、ってなんだろうね。
ね。マンドリンとかも、ギリいけそう感、あるよね。

さてさて。ギターのオーディションはともかく、写真部門とは?
初めてこの企画の存在を聞いたとき、私もそう思った。
写真のコンクールというのは、自分が撮影した写真を応募するものである。
景色であれ、人物であれ、モノであれ、自分が撮影した写真を応募するものであり、他人が撮影した写真は応募してはならない。
当然だ。

しかし、このオーディションの募集要項には、

ギターの演奏を本人が楽しんでいる写真やギターを通した家族や友人、ペットとのふれあいなどをテーマにした写真でご応募ください。

とある。
うーん、本人が演奏を楽しんでいる、ということは、応募している本人が写っている必要があるということだ。
つまり自撮り?
私はギターも弾くし、写真も撮るが、私の認識が間違っていなければ、ギターの演奏には基本的に両手が必要で、第三者に撮影してもらわない限りは三脚なりレリーズなりが必要になる。主役はギターの持ち主なのだろうけど、賞がある以上、誰かに撮影してもらった場合は誰が受賞したことになるのだろう?

加えて、各賞の詳細としては、

ギター写真アワード  2名
※あなたとギターが一緒に写った写真に贈られる賞です
ペットアワード  2名
※あなたとギターとペットの写真に贈られる賞です
ファミリーアワード  2名
※あなたとギターとファミリーの写真に贈られる賞です
スマイルアワード  4名
※素敵な笑顔とギターの写真に贈られる賞です
サスティナブルアワード  1名(組)
※クラシックギター部門、オールギター部門、ギター写真部門全体の中から選ばれます。古いギター、思い出のギター等で演奏を楽しんでいる方、感動的な演奏をされている方に贈られる賞です

とある。
ペットアワード、ファミリーアワードに至っては、無い人は応募できないし、応募方法がTwitterとInstagram(当然公開アカウントんび限る)にてハッシュタグをつけることということもあって、既存のアカウントに自分や家族の姿を紐付けたくない人には厳しい仕様。
ただし!過去になんかしらのコンクールに応募したものでなければ、いつ撮った写真でも、何枚でも応募してOKというルール。

ギターを演奏するというテーマ上、一定の縛りはあるものの、SNSで応募できるという気軽さ、自分自身が被写体になるというのはなかなか面白いコンクールである。

どうせ応募するなら、受賞したい

ということで、冒頭の写真である。
狙うは、ファミリーアワード。
理由は簡単。ギターだって、写真だって、基本は趣味なのだ。家族と一緒に撮って、それを応募するというのは、基本的に家族の理解が必要だ。誰もが応募できるものではない。
また、Instagramの公開アカウントを使用し、娘も写真におさめるので、個人が特定できそうでできないくらいの写りにしてみた。
結果としては無事受賞できたわけだけど、蓋を開けてみたら意外と家族をテーマにしてる写真の応募が多かった。
あと、ギターと子ども、という写真の応募も多かった様子。
なるほど、ギターと家族が写っていれば、撮影した人間が写っている必要はなかったのか…

賞品はなんと

FUJIFILMのスマホプリンター、instax mini Linkでした。
募集要項は何度も読んでいたのに、賞品を見てなかったので賞品のお知らせが届いたときはちょっと驚き&自分に対する呆れ。
私の使用しているNikon D850はスマホに写真を直接送信できるので、これは嬉しい。

おまけ

本当は本命で応募したのはこの写真。このタイミングで撮影するの、大変だったんだけどな。
こっちは10年くらい前に撮影した写真。10年経って子どもが生まれても飛び跳ねて写真を撮っているあたり、あまり頭の中身が変わってないんだろうなと実感。

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