包丁のメンテナンスといえば、砥石で刃を研ぐことなんだけど、アレって練習だし、刃の造りによってやり方が変わってくるので、また別の機会にしようと思う。
今回はハンドルの手入れについておはなしするよ。
コレね、大まかにカテゴリを分けると、木製部分の乾燥を防止・ケアするというカテゴリと、金属部分のサビを防止、ケアするというカテゴリに分かれると思うんだ。
目次
はじめに
いきなりだけど、今回のハンドルのメンテ方法、どこにも紹介されてないだろうし、ほんとに正しいかどうかは私にもわからない。なぜなら今日、思いついてやってみたから(おい)。
今までハンドルのケアにはオリーブオイルを塗ってみたり、蜜蝋を塗り込んでみたりしたんだけど、個人的には納得がいかなかった。
オリーブオイルはヌルヌルするし、蜜蝋は伸びが悪くてちょっとベタベタする。染み込んでいる感じもない。
どちらも口に入れても大丈夫だから、という点では良いんだけど、メンテの時間が楽しくない。つまんない。
亜麻仁油とか荏油とかいろいろあるけど、たまのハンドルケアのために買うのか?
もうね、我が家には革製品のメンテ用ワックスとか精密機器用オイルとかであふれてるんだよ。なにがなにやらだよ。
で、“木の乾燥”というキーワードに料理好きなギタリストである私はピキーンときたんだ。
包丁のハンドルケアにはコレだ!(たぶん)
BIGBENDS ( ビッグベンズ ) / FRET BOARD JUICE 1oz
裏の説明書を読むと、
とある。ちなみにレモンオイルやオレンジオイルみたいな匂いは一切ないので料理の邪魔にはならないよ。
いいんじゃない?
実際に塗ってみた
パッサパサのマホガニーハンドル。
もうひび割れてるし。
一回塗って、軽く洗剤で洗った感じ。結構良いのでは?
保湿力に関しては全国のギタリストから定評があるから大丈夫だと思う。うちの近くのギターショップでもオススメされた。ギターは洗剤で洗うことが無いので、そのあたりの経過報告はまたしよう。
余裕があったら、蜜蝋で最終的なコーティングをすると防水能力が長持ちするね。
まとめ
料理をする人は料理をする人のおはなしを参考にするだろうし、ギターを弾く人はギターを弾く人の意見を当然参考にすると思う。
こういう瞬間が楽しくて仕方ない。
音楽をやらない人がギター売り場に行くのは緊張するかも知れないけど、メンテナンスコーナーに売ってるからサッと取ってパッと買えば大丈夫。店員さんに捕まったら、ついでにギターの試奏もしてみるのもいいではないか。新しい世界が開けるかも。
おまけ
金属部分の手入れについて。
金属部分はしっかり拭いて乾燥させておこう。特に鋼製は錆びるとこんなことになる。
まぁこれは極端な状況だけど。
一番楽なのはすべてオールステンレス加工されている包丁を選ぶコト。
差し込み式の和包丁は、ハンドル内に水が入らないように気をつけたりしないといけないので、特にこだわりがないなら避けたほうが良いかも。