この話、本サイトを立ち上げる前から書こうと思っていたのですよ。
上から目線で偉そうに語ろうと思ってたんですけどね。
オレ、こんなふうに管理してるぜ。神経質にならなくても全然大丈夫だからさ。みたいな。
はい。先月買ったばかりのアコースティックギターの指板にクラックが入りました。早いねぇ。
もうね、涙目ですよ。20代だったら涙そうそうしてた。
本当に恋をしたように気に入って手に入れたギターなので、今からかわれたらプッツンしそうです。
これは買った次の日に嬉しくて撮った写真。まだクラック入ってないでしょ。当然だけどさ。
どうやら私の新しい相棒、MorrisのFH-103はその重さを計測される前に入院することになりそうです。
というわけで、今回はギターの指板にクラックが入る環境がどんなものだったか、説明します。
細かい話はまた別の機会にしようと思いますが、簡単に説明すると、カメラもギターも適切な湿度は50%くらいです。
カメラは湿度が高いとカビが生えます。
逆にあまり湿度が低すぎるのも良くないそうですが、密閉容器の中でシリカゲルに埋めたりしなければ大丈夫でしょう。
さて、ギターはというと、湿度が高いとネックが逆反りしたり、ボディが膨張したりします。あとはフレットが錆びたりね。
逆に乾燥しすぎると、ネックの順反り、指板やボディのひび割れに繋がります。コレな…。
私の部屋は冬場は35%~50%の湿度に保たれています(保たれてると言えるのか?)。
というのも、基本的には40%くらいなのですが、暖房をつけると30%くらいになってしまうので、たまに加湿器をつける感じなのです。
大量の書物や壁紙が湿度を吸ってしまうのか、湿度はなかなか上がらない傾向です。
実はそれで良いと思っていた部分があります。
部屋はやや乾燥しているくらいにしておいて、ギターはホールに湿度管理用のキャップをして、指板は定期的にオイル塗ればよいだろうと。
それがね、まさか弦張り替えしてオイル塗り込む前にクラック入るとは思わないじゃないですか。
本当にコレ、私の管理責任か?
でもね、ちょっと思い当たらない節が無いでもないんです。
今月に入ってから、ギタースタンドの置き場を変えまして、その位置が少しエアコンと空気清浄機の風が当たりやすい場所だったんですね。
といっても、寝る前にはギターケースにしまってたんですよ。
良くないのはわかるけどさぁ、こんな短期間でクラック入るかねぇ。
嗚呼。