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おはなし 量ってみた

身近なものの重さ?

当サイト、まだ始めたばかりなのだが、記事を読んだ知人より、「何g、何kgと言われてもよくわからない。きちんと比較できるものを提示したほうが良いのではないか?」という至極まっとうなご意見を頂いた。ありがたいことである。
しかしだ。身近なものとはそもそも何か?というか、そんなに真面目に読んでくれてるの?なんか申し訳ないんだけど。

こんなサイトを運営してるのは、そもそも重量という概念・感覚にそれなりのこだわりがあるからだ。
書物の重さで家が歪むんじゃないかと不安で寝れないなんてほとんど病気じゃないか。
購入商品のスペック表で一番に目を通すのは重量だよ。重さのわからない商品はネット通販で買わない主義だよ。
約1005gと言われれば安心するけど、約10kgと言われると、どのあたりを四捨五入したのか、切り捨てたのか不安で買えないよね。
自分でも神経質なのはわかってるけど、月に人類を送る宇宙機開発技師的感覚で日々ものの重さと向き合ってるんだよ。

だいたい、重さという感覚において、単純な数値はその対象の形状や使用方法によって役に立たない場合が多いでしょ。
同じ18kgでも、持ちにくい球状の物体なのか、取っ手のあるポリタンクなのかで体感は変わってくるよね。
高級な一眼レフなんて、あの持ちやすいグリップがなかったら持てたもんじゃないよ。

身近なモノの重さを一覧にしている情報サイトは多い。
しかしだ。ちょっと目を通すとすぐに違和感を感じる。
一般的な文庫本1冊が150gらしいのだ。
「一般的な文庫本」という曖昧ワードに、すでにいらいらゲージが限界突破して第3宇宙速度でもって深宇宙を目指している私だが、多くの方はこれで納得するのだろうか。
その人にとっての一般的な文庫本がヘロドトスの『歴史(上)』(岩波文庫 表紙付き)だったらどうする?267gだぞ?
逆に150gの文庫本を探してみたが、コレがなかなか見つからない。きっと新潮文庫で250ページ前後の書籍だろう。
レイ・ブラッドベリの『華氏451度』の(早川書房、新装版カバー付き)が162.4gでなかなか近いが、早川書房はサイズ的に一般的とは言い難いし、『華氏451度』を一般的文庫本と呼ぶのはあまりにもブラックジョークがすぎるではないか。書物を所持することが禁じられた世界の話だよ。

こんな私がだよ、身近な重量一覧を作ったらどうなると思う?
とりあえず作ったけど、たまに更新すると思うので、参考にしてください。

身近な重量一覧

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